大垣市の障害者就労移行支援センター Notoカレッジ キャリアセンタープラス

VOICE 卒業生の声

No.14「再就職へ向けての練習ができ、グループワークを通じて自分の考えを言えるようになった」

障がい
双極性障がい
年代
30代
性別
男性
住まい
岐阜県安八郡
期間
1年8ヶ月間
卒業
平成29年1月
就職先
建設関連企業(安八郡神戸町)

何でも練習だ、という言葉がきっかけ

再就職に向けて積極的になれず、引きこもり状態で毎日を何となく過ごしていました。最初は、単純に家に居るよりは外出したい、人と交流したいという気持ちがあり、加えて見学時に説明をして頂いたスタッフの「何でも練習だ」という言葉から、再就職に向けての練習として良いのではと考えました。グループワークなどを通して、自分の考えを言えるようになりました。また、様々なバックグラウンドを持つ利用者さんと一緒に過ごす中で、その人を理解することを含めて周りの状況にも気づいて行動できるようになりました。

自分の障害に向き合い、うまく付き合いたい

自分の障害や過去の失敗・辛かったことなどを告白し、自分の思いを話される利用者さんがいらっしゃいました。デリケートで話しづらかったかと思いますが、自分の障害に向き合い何とかうまく付き合いたいという気持ちが伝わってきて、とても感慨深かったです。支えてくれるスタッフは、利用者ファーストで動いてくれますし、よく気が付く方が多いです。一緒に学んだ仲間は、困っていたら声掛けができる方や気遣いが素晴らしい方がいて、それぞれ前向きに頑張っていらっしゃいます。

自分の内面を見つめなおし、自分を大切にする事の重要さに気付ける場所

Notoカレッジを一言でいうと、ありのままを受け止められる場所です。皆でワイワイと明るく楽しく、自分も他人も否定せず、自分の内面を見つめなおし、自分を大切にする事の重要さに気付ける場所です。就職の内定が出たときは、縁を感じました。チャンスは自分から手を挙げて掴みにいかないと得られない。やりたい仕事がはっきりしていなかったが、探せばあるのだと思いました。これからご利用を考えている方には、先入観や抵抗を感じる方もいるかと思います。利用してみると、悩んでいるのは自分だけではなかったと気づくことができるかもしれません。

スタッフからひとこと

Notoカレッジの中で、積極的に授業に取り組んでくださり、利用開始当初と比較すると随分と明るく、前向きな姿勢を持たれました。社会人経験のない利用者からは、ユーモアのセンスを尊敬される存在でした。ぜひこれからも、そのユーモアで明るく前向きに過ごしてください。ご卒業おめでとうございます。

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